2001年5月 発行所 「50カラット会議」
50カラット会議レポート
12号
気になります、「手足のキレイ」
マニキュア、指輪、ドレスアップを楽しもうとして、手足にドキッ!ってありませんか?
いつのまにかきつくなった指輪を、恨めしくながめながら、年の功の風情ただよう手の甲を、マッサージしてみるなんて ・・・。
足もそう。日本の夏には素足が似合うのだから、みずみずしい足を心掛けたいと思うのですが。
そこで、TVで手のアップが気にかかる料理研究家、50代からのおしゃれに手足のキレイはポイントという指輪デザイナー、エステティシャン、美容研究家たちに、お話ししていただきました。
蛇の道はヘビに聞くシリーズ⑩
ドキッ!「手足のキレイは、暮らし方の鏡」ですって。
目次
1. 手足にほ、人生が見えかくれする。
2. 顔にかけてきた愛情や労りを、手にも注ぐ時がやってきた。
3. 50代は、手足の肌の曲がり角。
4. 1 0年後の違いめざした「手のキしイ」作戦
5. 足も、気になり始めました。
6. 「足のキレイ」作戦は、健康対策です。
1.手足には、人生が見えかくれする。
手にあらわれる
●作法が身についた人の動きは美しい。
⇒茶道、日本舞踊の立ち居作法礼法が仕草をつくった。
●職業が作る手がある
⇒料理家、陶芸家等は手が荒れやすい。人の肌に触る職業は柔らかい手が大切。
●健康や精神状態を表すのも手。
⇒心の動きは手の動作に表れる。爪には、体調が出てくる。
●身だしなみは、手足のキレイに表れる。
⇒顔のお化粧バッチリなほど、指先手の甲が汚いとガッカリ。
自分の歴史が作った手と思えば、いとおしい。
でも、これからのおしゃれには、「キレイな手足」がポイントになりそう。
手足のキレイづくり ~キレイなだけでは通用しません~
“顔は履歴書”と言いますが、実は、「顔以上に人生を物語るのが手足」なのだそうです。
器を持った時の手指の添え方、電車の座席に腰掛けた時の足の揃え方……、顔はサングラスや帽子で隠せても、手足の動きは隠せません。
その動きに、知性や教養、人柄までがにじみ出るというのです。
爪を伸ばしてはいけないエステティシャンや医師の手、油が飛んだあとのシミと洗剤荒れに、キャリアをうかがわせる料理家の手、土いじりで節くれ立った陶芸家や菌芸家の手など、職業までも表してしまうことがあります。
日本舞踊の経験者は、「踊る時は、手の動き、足さばき一つで、心を表現する。心が美しくなければ、美しい踊りはできない」のだとも言います。
手は、まさに“人生の鏡”。
「若い時と違って、キレイなだけでは通用しないのよね」の言葉にも納得です。手足は、大人の女性の個性を表現するもの。
その所作は、暮らし方への心構えをも示すもの。
手足をどう見せるかは、50代のキレイづくりのテーマです。
みんなの声 ~手足の美しさは、どこからくる?~
◆職業を語る手
宝石デザイナーは、お客さまの手や首元に宝石をつけてさしあげる時の「手」にこだわると言います。「体に触れた時、イヤな印象を与えないこと、清潔感があること」、そこに注意しています。
エステティシャンは、「爪を伸ばしてはいけない、ささくれ一つ作ってはいけない」のが、鉄則だそうです。
料理研究家は、水仕事の毎日で手荒れしがちです。でも、その「手」は、雑誌や TVで“人に見せる"手でもあります。「だから、お手入れは欠かせません」とのこと。調理過程での手の動きや、器や道具を持った時の動きの美しさに気を配るのも、プロとしての常識だそうです。
◆気持ちを語る手
「不安な時や、心の内を見せたくない時は、手をギューツと強く握る」「嫉妬や攻撃心が強い時は、キーッと親指を噛む」「ストレスがあると、爪自体がボコンとへこんでしまう」と言います。
逆に、心が落ち着いている時は、「ゆったりと両手を重ねている」のだそう。どんなに隠しても、手は、その時の感情を、如実に表してしまうのです。
◆所作の美しさが決め手
手足のしぐさや動きは、その人の品性や人柄が出るもの。
お茶を出す時や名刺の受け渡しの時でも、片手でボンと出すのと両手を添えるのとでは、全然違います。
「手足のキレイを考えるなら、まず所作の美しさから。それを下の世代に伝えていくのも、50代の役割では」との意見もありました。
「ものを持つ時は、肩からの流れで自然に持つ」という茶道の作法、日本舞踊の美しい手の動きなど、伝統的な文化からは、学ぶところ大だと言います。
◆歴史のある手が美しい
家事で荒れた手、労働でゴツゴツした手。
それを恥ずかしがって隠す人もいますが、「長年の生活が表れた手は履歴書と一緒だから、それはそれでいい」との意見です。
若い時は、見た目がキレイなら「ステキ」だったけれど、50代になったら、キレイなだけでは通用しないとのこと。
「多少汚くなっても、何十年も頑張った可愛い手、個性のある手は素晴らしい」。仕草や立ち居振る舞いに出る、手の‘’表情”のキレイは、魅力的です。
料理もしない、何もしない手は、どんなにキレイでも、魅力を感じないと言います。
◆自信を持って堂々と
手足を美しく見せる秘訣は、外国映画から学んだという人がいました。
歩き方も姿勢も、自信を持って堂々としていたのを、今も思い出すそうです。
2.顔にかけてきだ愛情や労りを手にも注ぐときがやってきた。
手の変化
① 手の甲の色が、くすんで黒くなった。白くて、ふっくらしたあのころの手が・・
②節々が太くなり、血管が浮き出てきた節部分は、太くなるだけじゃない。シワが寄ってくる。
⓷シミ、シワが目立ってきた。油ハネやケガの跡が直りにくくなった。
④体調は爪に出る。反ったり割れたり。 栄養不足、ストレスが原因になる。ダイエットは要注意。
⇒きれいになりたいなら、実行あるのみ。
毎日、ケアの習慣に励むべし!脳と体機能Iさつながっているから、キしイになろうねと、体に語りかけて。
手足を飾るの、大好き!
お化粧の関心が、顔だけでなく、指先や足もとにまで広がっています。
特に、最近の流行は、マニキュアやペディキュアだそうです。
カラフルな色のバリエーションが揃っただけでなく、爪に、リボンや花のモチーフをあしらったりと、ファッションや気分で塗り替えるのが、今風です。専門家によれば、「最後のオシャレに到達した感じ」なのだそうです。
20代の頃、登場した「レブロン」や「マックスファクター」の化粧品に感化されて、真っ赤なマニキュアをつけては、母親に顔をしかめられた経験がある50代もいます。
だから、最近のマニキュア流行には、抵抗感なし。
早速、娘と一緒にあれこれ選び、遊び感覚で、指先を飾る友達親子も増えています。
50代は、ミニスカートをはいた最初の世代でもあります。
若い頃から、アクセサリーで、オシャレを楽しむ習慣もできています。
そんな50代にとって、手足を飾ったり、見せる楽しみは、まだまだこれからと、積極的です。
みんなの声 ~キレイは、見られることから始まります~
◆自分がたのしむためのオシャレ
「同級生と旅行に行くと、オシャベリしながらマニキュア塗って乾かしてる。皆、とってもきれいにしています。」とか。
そんな姿に「子育てが終わって自分の生活をじっくり見つめ直している」50代のゆとりを感じると言います。
ゆとりは、指輪などのジュエリー選びにも表れると、分析してくれた人もいます。
30代や40代は、自分を強烈にアピールしたいと、ブランド品のジュエリーを選んだり、とにかくゴージャスなものを選ぶ世代です。
が、50代になると、「自分が楽しければいい」へと変化するのだと言います。
「自分に自信がついてきた世代だから、何かを誇示する必要がなくなった。宝石に足りないところを、カバーしてもらう必要がなくなったんですね」。
目立つデザインより、小さくても本物をと考えるようになった人も、多いようです。
「若い人なら似合うおもちゃみたいなビーズの指輪は、今の自分がつけたら、肌がくすんで見えるだけ。可愛いと思っても、手が受け付けないのよね」という声も、ありました。
◆素肌のお手入れも忘れずに
マニキュアやアクセサリーで、手足をカラフルに飾れば飾るほど、目立ってしまうのが、素肌のシミ、シワ、荒れだそうです。
「手足のオシャレで遊びたいなら、素肌のお手入れも欠かさずに」とは、専門家のご指摘。若い頃のように自然のままでは、素肌はやっぱり衰えてしまうのだとか。手足用の基礎化粧品も、顔並みに必要になるのかもしれません。
◆手もメイクする時代
料理研究家の人は、「ハイビジョン放送の時代になって、画面に映る手のキレイが気になり始めた」と言います。
見せる手を意識した時、手にもお化粧の必要あり!を実感。
顔のメイク同様、シミの部分はコンシーラーでつぶしてファンデーション。最後に、粉をはたいたら、その仕上がりに大満足だったそうです。
最近、色が白く見えるハンドクリームも、発売されていると言います。 “手にも、メイク”が、常識になる日も、近いかもしれません。
◆ミニスカートにも挑戦
顔の表情やメイクに気を配るだけでなく、手や足にも“見られている”意識を持つことが、キレイの第一歩という意見がありました。
「女優さんだって、見られて、どんどん美しくなるんです」。
足が太いから、コンプレックスがあるからと隠すのが転落の第一歩!?
「どうせ見えないからいいや」と怠惰になって、手入れを怠るから、シワと脂肪が増えるのです。頭の痛いご指摘でした。
3.50代は、手足の肌の曲がり角?
曲がり角を感じたときは?
① 思わず、手をひっこめたこと度々です。電車のつり革で、隣の手と比べてドキッ!
② いつものクリームでは手荒れ、直りません。顔用だと、肌の状態や手入れの場面別に色々あるのに。
③ 指の柔軟さ、しなやかさがなくなってきた気がします。
爪の形、指の節々も年をとるのね。労らなくちゃ。
⇒若いときは仕事の後でクリーム塗れば回復したけれどもうだめ。
これからは顔同様の手入れをして自信つけます
人生の歴史はともかく、「キレイな手」でいたい
「お湯やブリーチ液を使う水仕事の時は、ゴム手袋をする」「寝る前に、ハンドクリームを塗って、手袋して寝る」など、なるべく労ってきたつもりの手です。
でも、保護のつもりの手袋は、寝ている間に、はずれて、どこかへ行ってしまっている始末です。
その上、指輪サイズは、いつのまにか、2号はアップです。
それに、近頃、指が動きにくく、こわばってきたようだと、ドキッとする話もあり、 柔軟性があってしなやかなのが若さの証しという常識を、苦く、思い返しました。
「骨の関節が動きにくいっていうのかな。ご老人で、指が曲がっている人がいるけれど、あんな感じです」とか。
専門家によれば、動かなくなるのは、関節部分に、水や肉がたまってしまうからなのだそうです。
ともかく、電車の中で、隣の若い手の白さとスベスベのみずみずしさに、ハッとした体験は、誰も一緒。“手は履歴書"と知るものの、
キレイヘの要望は高まっています。
みんなの声 ~気になるのはこんなこと~
◆“おばさんっぽい”手にがく然
手は、清潔であればよしと考えてきた50代です。
“マニキュアはしない派"でも、爪をきちんと切って、爪の間の汚れに注意。表面に、ヤスリをかけて、整えていると言います。
それでも、ゴルフで手袋をしない方の手だけが、日に焼けて真っ黒。
シミやシワが目立つと、「おばさんっぼくて」、人前に出すのが恥ずかしいなんてことも。
“手タレ’’と言われる手専門のタレントさんは、どんなに暑い真夏でも、手袋を絶対にはずさないのだとか。つまり、手とは、そのぐらいの努力をしなければ、キレイを保てないものだそうです。お化粧で、ある程度保護できる顔とも違って、さらされっ放しの手です。せめて指輪の試着ぐらい堂々とできる程度には、キレイヘ向けて努力したいと考えています。
◆“自分たち用”のハンドクリームを
いつものハンドクリームを塗っても、この頃、手荒れが改菩しないのが悩みだという人もいます。ベタベタするのは、洋服についてイヤだし、つけ心地はさっぱりしても、効き目なしではまた困る。
友人に紹介されて入手したクリームは、効果はあったけれど、「スッゴイにおい」で、人に会うときは、つけられなかったとか。
顔用はいろいろあっても、ハンドクリームに関しては、50歳の肌にぴったりくる商品が見つからないのが現状のようです。
◆理想は、ピンク色の爪
マニキュアは、つけ慣れない人には、「重い」と感じられています。
爪も呼吸しているので、つけっ放しだと、「苦しい」感じがするのだそうです。
ドレスアップした日は、マナーとしてマニキュアをつけますが、「2度塗りはしない」「必ずその日のうちに落とす」などの配慮をしている人が、多いようです。
専門家によれば、マニキュアは、爪の表面を収縮させる作用があるのだそうです。
だから、塗った時に、爪の形が丸く美しくなるのだとか。
逆に言えば、そのぐらいの作用があるから、呼吸を妨げ、苦しくなるのは当たり前ということになります。爪は、心臓が悪ければバチ爪に、肺が弱くなると赤くなるのだそう。
ストレスがかかれば、表面がぼこぼこになるし、ダイエットで栄養不足だと、割れたり線が出たりしてしまいます。
50代は、飾る以前に、健康のことも大いに気になる年代です。
「まずは、健康的でピンクの爪でありたいね」と、出席者は口を揃えました。
4.10年後の違いめざした「手のキレイ」作戦
キレイのために
① 体の中から「キレイ」になる。
健康の基本は、食生活。代謝のいい体をつくり、栄養補完も積極的に。
②体を外から「ケア」していく。
労りのマッサージ用品、 化粧品を使って、毎日のケア習慣をつくりたい。
⓷「キレイ」を修復する努力をする。
手もお化粧をする時代。手足エステも魅力的。
⇒キレイでいたい気持ち、どれだけありますか?
「手足キレイだと楽しのるおしゃれ」を考えると、頑張ろうかという気になりますね。
10年後のキレイのために
1 0年後には、違いがクッキリですよ。
ある美容のプロが、自分の手を使って実験をしたそうです。
それは、右手だけを、化粧品と乳液とパックで完全お手入れ、左手には、何にもせずで、20年から30年経過を見て、その違いを観察するというもの。
ある時、「ほら、こんなに違う」と見せてくれた手は、何もしなかった左手だけが見るも無惨なシミ シワだったとのことです。
キレイのためには、予防と補修は、必須なのですね。
そこで、集まった専門家達が、これからでも十分間に合うケアの方法を提案して
くれました。
ポイントは、「肌の上から塗る、つけるお手入れ」「マッサージなどの物理的なお手入れ」、そして「食生活で体の中からお手入れ」の3点です。
いずれも、少しづつでも、毎日続けることが大事だとのこと。
今から始めても、10年後にはハッキリ効果が表れると言いますから、早速始めてみたいものです。
専門家から ~毎日の「キレイ習慣」、始めませんか~
◆手にも贅沢のおすそ分け
習慣にしてしまえば簡単なのが、顔や首に伸ばした化粧水や乳液を、そのまま手にも塗ってしまう方法です。
顔用の高価なクリームは、なんのかんの言っても、安価なハンドクリームと比べて効果はやっぱり高いもの。
クリームを塗る時は、両手の指を組んで、指の間に塗るのも忘れずに。
関節の一つ一つにも、マッサージするように丁寧に塗って、最後に、リンパの流れに沿って、指先に向けて、ピンと“気を抜く"ようにするのがいいのだとか。
◆いつでも、どこでもマッサージ
手には、東洋医学で言う「ツボ」がいっぱい。
手のツボを刺激すると、脳の刺激にもなると言います。
ツボの場所が、ひと目でわかる絵柄入りの手袋を、愛用している人もいました。また、お風呂の中で、関節部分をクリクリとマッサージするのもいいと言います。爪の周りもマッサージすると、柔らかくなって、しなやかな指になるそうです。 普通のオリーブオイルかホホバオイルに、好みの香りのエッセンスを混ぜたものでマッサージすると、癒し効果もアップします。
頭痛の時はラベンダーの香り、疲れたらローズマリーの香りなど、状態によって、香りを使い分けるのも、楽しみになるそうです。
◆自分の体に声援を
脳と体は、コミュニケーションを取っているから、マッサージの時は、「キレイになり
ましょうね」と、体に声をかけながらやるのが、効果的との意見も出ました。
「どうせ、私の手はオバサンよ」なんて、コンプレックスを持っていると、脳の指令がそのまま体に表れてしまうから、要注意。
心が変われば、体も活性化するとのこと。
その気になって、キレイづくりにいそしみましょう。
◆食生活と睡眠で内面からのキしイづくり
皮膚も髪も爪も、タンパク質の変形したもの。
タンパク質は、体の中で使う順番が決まっていて、体の各部の栄養となって活躍した上で、余剰が髪や爪にくるのだから、タンパク質不足は、すぐ爪に表れます。だから、爪の健康を保つには、食生活を整えるのが第一。
「手のキレイの3分の1は、食生活にかかわる」とは、専門家の意見です。
特に、栄養分の吸収率が低下する50代は、タンパク質やカルシウム分をたっぷり摂りたいもの。
かさついた時は、コラーゲンやビタミンCが豊富に含まれた食品がお勧めです。
「バランスのいい食生活にたっぷりの睡眠。これが、キレイでいる努力の第一歩。ご自分に対する愛情です」というアドバイスがありました。
5.足も気になり始めました
ミニスカートを謳歌してきた50代だから、足にほ思い入れが強いんです
⇒黒ずむヒザ、虫さされの跡なんて、キタナイ!と嫌悪。
ミニスカートを、いつまではきこなせるかへの小さな配慮は怠れない。
⇒足首は、キュッ!と締まってなくちゃね。
むくんで「象の足」にならないように、体調管理も 怠れない。
⇒かかとはスベスペにして夏の素足生活を、爽やかに暮らしたい。
かかとは、すぐガサガサになる。クリームが離せない。
足のキレイは、健康表現です
“象の足"になっていませんか?
「朝起きた時、足のむくみが、スッキリ取れているかどうかで、その日の体調が決まる」と言う人もいます。
足は、手よりも健康に直結した部分。
「ちょっと疲れると、すぐにむくんで、足首がポコッとふくらんだ、“象の足"になってしまう」悩みを持つ人は、多いようです。
その原因は、リンパ液や血液、水分などの循環が、悪くなるせいだとか。体調の悪さが、末端の足に表れてしまう年代になりました。
足がむくむと、見た目の若々しさも、失われてしまいます。女性の美しさは、キュッとしまった足首にあると言われます。
昔から言われる「小股の切れ上がったいい女」の「小股」とは、足首なのだそうです。
「祖母からは、『5枚コハゼが履ける女であれ』と言われて育った」人もいます。
いつまでも足首が細いのが、“粋"で格好のいいこと、日本人の美学でしょうか。これを聞いて、「えっ、4枚コハゼもあぶない」と、冷や汗の50代もいるかもしれませんね。
みんなの声 ~足にも、年令が表れます~
◆筋肉のたるみ、気になります
足には、年齢が表れやすいと言います。
特に、膝の周りは「筋肉がたるんでダプダブ」で、見た目に美しくないのが悩みです。ところが、運動している人の足は、足首も締まって、肉のたるみもありません。
年齢のせいとあきらめるのは、まだ早いかもしれません。
◆かかとのガサガサ、気になります
「足の肌全体が、粉をふいたようにカサカサになった」と嘆く人もいます。
ツルツルだったかかとも、この頃ひび割れてガサガサに。
クリームを塗って、靴下を履いて寝るのですが、効き目も虚しく、年齢と共に、体の水分が抜けているのを、実感させられるそうです。
普段は、靴で隠されているために、手と比べると、ケアに無頓着になることもあるようです。
40歳以上の男女の約40%の人が、水虫になっているというデータもあるそうです。足の汚なさが気になって、好きなサンダルを履けないのでは、悲しいですね。
浴衣に素足で、涼やかにいたいこれからのシーズン、なんとかキレイな足もとを取り戻したいものです。
◆足の疲れ、気になります
エステや、リフレクソロジー、台湾式足ツボマッサージなどで、「足のケアを受けてみた
い」と考える人が増えたというデータもあるそうです。
それだけ、現代人は、足の疲れを感じているということでしょうか。
なんとなく体調が悪い時も、病院へ行くより、まず足のケアという人も多いそうです。
◆キレイと健康づくりのたのの正しい靴選び
足に合わない靴選びが原因のトラブルもあります。
外反母趾やタコ、靴ズレだけでなく、膝や腰の痛みに悩まされる人もいます。
「靴は、体全体を支えるものだから、一番大事」と、多くの専門家が、靴に一番お金をかけると言います。
いろいろ履いて失敗を繰り返し、「これ!」という自分に合った靴が見つかってからはそのメーカー一筋という人もいます。靴は、足のキレイにもかかわります。
合わない靴を長年はき続けると、筋肉が弱って、足が太くなったり、形が悪くなったりすることもあるのだそうです。デザインだけの靴選びからは、卒業したほうがいいようです。適度な高さのヒールがある靴で、きちんと筋肉を使って、シャキシャキ歩くのが理想的だそう。もちろん、膝を曲げて歩くなど論外。足が痛いのか、電車の中で、靴を脱いだりかかとを践んだりしている光景も、見ていて気持ちよくありません。「足も、その人の品格を表すのですね」。気をつけましょう。
6.「足のキレイ」作戦は、健康対策です。
キレイを取り戻そう
「キレイな形の足ほ、キレイな筋肉がついた足」
というのが基本ですが、疲れをとるだけでもキレイを取り戻せます。
足の裏には、キレイのツポも沢山あるそうです。
➡歩きましょう!
キレイに歩ける足は、 やっぱり「運動」です。せいぜい歩くこと、心がけませんか。
➡マッサージしましょう!
疲れやむくみをとるなら、足先から上に向けて、 揉んだり、さすったりが効きます。
➡水分補給も忘れずに。
粉をふいたように白く なったすねや足先には、ボディローション、乳液。アフターバスの心得です。
足がスッキリだと、気分もスッキリ
「台湾や香港へ旅行に行った時は、必ず足ツボマッサージを受ける」と言う人は「帰りには、タップが踏めるかと思うほど、足が軽くなる」と、その効果のほどを話してくれました。
顔色も良くなって、足のむくみも取れ、履いてきた靴も、なんと、ゆるくなるのだそう。
足のマッサージだけで、それほど、血液の循環が良くなるのですね。そして、足が軽いと、それだけで、体調も気分もスッキリ。
毎日を軽やかに暮らしたい50代にとって、足の健康づくりは、欠かせないようです。
足用の「ッポ押し棒」を愛用する人、運動する人、毎日の素肌ケアを続ける人など、それぞれの「足キレイ対策」もさまざまです。
いずれも、少々エネルギーが必要ですが、持続することが大切だそうです。
専門家から ~「キレイな素足」を楽しみましよう!~
◆足ツポで早のの予防
足には、婦人科系のツボや内蔵のツボなどが集まっています。
専門の治療家は、押すだけで、悪いところが分かってしまうのだとか。
「疲れた」「頭が痛い」「なんとなく体調が悪い」などという時には、医者に頼る前に足のマッサージを、試してみるのも良さそうです。
プロに頼まなくても、自分でマッサージするのも効果的だと言います。
“象の足"も、足首やふくらはぎをほぐして、循環を良くするとスッキリ。
むくんだ足も、2~3分程度のマッサージで、靴がスッと入るぐらいになるそうです。
◆運動で引き締まった足を
足首を細くしたい時は、運動が効果的です。日常生活の中で、簡単にできるのは、お風呂の中でのストレッチ。
自転車漕ぎや、足の指や足首を回したり、かかとやつま先を動かしたりするのが、良いそうです。
また、壁につかまって、つま先立ちを30回程度するのも、簡単で効果的。ふくらはぎと足首がスッキリして、ヒップアップになると言います。
「例えば、手を上にあげて、ヒラヒラさせただけでも、肩、腕、背筋が違ってくる」と言います。そんな簡単なことでも、体さえ動かせば、効果があるのです「電車で、首を垂れて寝たり、立った時でもダラリと吊革につかまっていたりすると、筋肉を使わないから、余計なところにシワがつく」との指摘もありました。もちろん、足の筋肉も垂れてしまいます。
筋肉は、年齢に関係なく、使えば使うほど、しなやかになるのだとも言います。だから、「もうトシだから」なんて、あきらめる必要は全くなし。
「年齢が高くなればなるほど、差が出ます。80歳の人なら65歳ぐらいに見えるとか。若返りますよ」とは嬉しい言葉です。
◆疲れた日こそ、体を動かす
疲れた時こそ、そのまま寝てしまわないで、少しでも体を動かした方がいいのです。怠けると、翌日むくみとなって足に出るとか。
「いつも疲れがとれない」「一日中だるい」などという時は、運動不足かもしれませんね。
◆乾燥には水分補給
カサカサになったかかとや膝は、水分不足です。
クリームを塗るより、まず化粧水で水分補給をするのが良いのだそうです。顔用に使った化粧水は、コットンが乾く前に、膝やかかとにパッティング。そのまま乾ききるまで使えば、経済的でもありますね。
料理に使うピュアなオリープオイルも、乾燥対策には効果的。
とにかく、何もしないよりは、何かしたほうがやっぱり足にはいいのです。