2005年7月 発行所 「50カラット会議」
50カラット会議レポート
52号
美顔美肌の復元へ
明るい所で、メガネをかけて鏡をのぞいて、びっくり。シミの中に顔がある!まるでプラネタリウム状態じゃないの・・と唖然呆然。 毎朝の洗面所では、顔の輪郭くらいしか見ていなかったのねと、美顔願望を新たにしたところです。「けれど、50代からは雰囲気美人。本人が気にするようには、人はシミの一つ一つを見ていないわ」「自分の顔の印象を決めてしまうほどのシミなら、なんとかしないとね。今はその気になれば消せますもの」
「シワはいいのよ。嬉しいことや笑った分だけ出来たのだから。でも、シミやたるみは老化の徴し。どこまで抵抗できるか、踏ん張りどころを迎えたわね」今や世の中挙げての美白ブームではあるけれど、50代の美顔テーマは、美白以前に気になることがあるというわけ。
体型と一緒に崩れかかるアゴの線を引き上げながら聞き出した「美顔美肌情報」をお届けします。
蛇の道はヘビに聞くシリーズ52
美顔美肌の復元力
美顔美肌の復元に知識と体験を語ってくださったのは、5人の方々です。
「法律事務所で悩みを聞くのが仕事だから眉間にシワが出来ちゃった」とエステ通いする麻田恭子さん、「欠点は隠してもなくならない、見せて磨くのよ」と諭す高戸ベラさん、「たいていのシミは取れます」と一同を安心させてくれた皮膚科医まのえいこさん、「顔は窓口。中から外からオリーブオイル美容中です」と微笑むスペイン料理研究家・渡辺万里さん、「50代雑誌の人気ページは、シミシワたるみです。決して年齢を諦めない50代が増えていますね」と、ご自分もエステやダイエットに励む編集者・若林みどりさん。みなさん、手入れのよいマメ美人です。
目次
1. 50代は雰囲気美人で勝負です。
肌は年齢の鏡だから、体と気持ちを元気にしておきたい。 2.シワは、幸せに笑ったしるしと思えばいいけれど、
シミとたるみには閉口します。 3. 体に潜んだ復元力を引き出すのは、自分を愛する気持ちです。
4. 美肌美顔を支える食生活はこれ!
トマト、オリーブオイル、お手製弁当・・油抜きはダメですよ。
1.50代は雰囲気美人で勝負です。肌は年齢の鏡だから、体と気持ちを元気にしておきたい。
シミひとつで重荷を背負ったように暗い気持ちになるなら皮膚科医を訪れるといい。あとは快食・快便・快眠・スキンケアを心がけてマメ美人になりましょう
●50代婦人誌の人気特集はシミ・シワ・たるみ対策です。 体型と同様に崩れる顔だちに唖然。明るい場所でメガネをかければ、満大の界のプラネタリウム状態で愕然。シミのない肌は日標です。
●皮膚科には、キレイな肌になって自身を持ちたい女性が訪れます。 「キレイでないと仕事も来なく
なりますからねJ「シミが自分の印象を悪くすると思えば、消せる時代ですからね」と。
●先輩や親世代には、若々しい肌の方がいる。DNAなのか、お手入れの豊なのか・・ 日本画家の小倉遊亀さんは100歳を過ぎてもシミヘのお手入れを欠かさなかったそう。自分への美意識だと思う。
最近風邪をひくと5歳くらい老けて見える!
人に会うことが仕事だし、テレビや雑誌、講演などで顔をさらす機会が多いという人たちは、さすがに「雰囲気美人」だけでは満足できない様子。ライトにも耐えるツヤと張り、シミのない肌が望みです。
「若い頃は、先輩たちがエステに高いお金を払うのが不思議だったけれど、この頃わかる!食べものにも気をつけているけれど、それだけじゃ間に合わないのよ」「お年のわりに若く見えるわ。いつもニコニコして下さるから気持ちが楽になわと言われて、そうしていなくちゃと頑張るのも大変になってきました」
「キレイになりたいというより、汚い自分になりたくないっていう気持なのね。
体型が崩れるように、顔立ちも崩れちゃうと思うと、ここは踏ん張りどころだと思う。やれることは何でもしてみます!」と、肌に向き合っています。
しかし、更年期とも軍なって、努力気力がいるものより、うっとりエステに身を任せるなど、楽なほうに心はなびきます。エステ時間の気分転換も、美肌再生に役立っているのでしょうね。
自分の顔をしみじみ眺めると・・
□このまま放置しては荒地になる!
スペイン料理研究家の渡辺万里さんは、愛用のオリーブオイル会社の化粧品を使って、肌自慢を目指しているところです。「肌のトラプルが少なかったこともあって、手人れ不在の期間が長かったですね。お化粧に輿味がわいた学生時代に高いクリームを買いまくったのがウソみたいに、それっきりだったんですC。でも、最近、お料理教室の生徒さんと向かい合う自分の顔が気になりだしました。そこで始めたのが、スペイン料理のオリーブオイル美容法。頑張るというより、キレイを諦めないという気持ちですね」
□シワの中に顔があるという状態にならないためにも、今が踏ん張りどころです 雑誌の編集者の若林みどりさんは、「ンワ・シミ・たるみは雑誌のテーマでもあるけれど私自身のテーマです」と、効果があるといわれるものは試す姿勢です。
「誰かのために美しくなりたいというより、自分のこれからの時間を気持ちよく過こしたいからなんです。瀬戸内寂聴さんは、おん歳80歳近くでレーザーでシミをお取りにこなっ たでしょ。仏の修行をしていても、気になるものは気になる。これは簡単に消せますよと言われて取ったそうです,,そうしたら、すっと心にしこりになって残っていたものかなくなって、もともとお元気なのに、もっと元気が出たそうですよ。
人間の体は、復元力があるんですね。私も、シミはとるつもりです!」
□ひとから見られているという意識で、自分の顔をのぞいてみます 皮膚科医で美容相談でも人気のまのえいこさんは、「若い方であれば、ニキビ、毛穴。中年を過ぎると、シワ・シミ・たるみですね。仕事をしている女性たちは、若々しいとか元気とかのイメージを崩さないように頑張っているから、肌の衰えには愕然としますね仕事が来なくなると困るからと、美容相談に見えますもの。私自身も、50代になって、ピンピンに元気より、味わいのある顔をテーマにしたいと思い始めました。清潔で、感じがよくて、マメに手入れしている顔でいたいですね」
マメ美人を目指しています。
□仕事柄、深刻な話を聞くので、眉間にシワが出来ちゃった! 法律事務所で働く麻田恭子さんは、「もっばらエステです」と苦笑します。「いつもお話する相手が困っている方なので、そうですかって笑ってもいられない。大変ですねぇって眉間にシワができた。初め発見した時は、エステに飛んで行きました,その時は治ったんですけれど、最近はくっきり。
表情を変えないで聞くようにしようとしたら、今度は私のこの気持ちを分っているんですかって叱られちゃうの。本当に苦痛が伝わっているんだろうかって思わせちゃうのね」
2.シワは幸せに笑ったしるしと思えばいいけれど、シミとたるみには閉口します
隠そうと厚塗りは禁物。皺を目立たせるだけです。
ゴルフなど太陽の下でスポーツを楽しむ時は、日焼け止めだけ塗って、ポイントメイクしっかりがいい。サンバイザーは、目が日陰になっているだけということもあるから要注意です。
●シワは顔の個性です 横ジワは受け入れます。アメリカの詩にもあるように、子供が生まれた時にできた喜びのシワ、かせの度、笑い合った回数だけ増えたのがシワなのだから。
●シミは老化の徴です 栄養・睡眠・スキンケア頑張ります。傍目は気にしないとは言うものの、自分では小さなシミも大きな敵。栄養補給サプリも取り入れて日焼けも気をつけます。
●たるみは老化です 口角が下がる、アゴの線がだぶつくのには閉口です。張りがなくなるから下がるし下がるので毛穴も目立つ。もう、嫌!
顔からシワシミを除くとのっぺらぼう!
50代からの雰囲気美人には、シワや多少のシミなんか問題じゃありません「いつだったか、雑誌のグラビアをデザインしている方から聞いたことがあります。「女優さんの顔写頁は、シワとって、シミとってと修正していくのね。ところが、とり過ぎると、のっぺらぼうになっちゃう。その人らしさがなくなって、誰なのか分らなくなっちゃうんです。ほんとにヘンな顔になるのよ」
人間の顔は、その人の生き方や性格とか、いろいろなもので出来ているので、シワやシミをとったからって50代の顔が若くなるわけではないということです。 ジーナロロプリジータは、シワが出来ないように、口元だけで笑って、目尻は動かさなかったけれど、私たちは女優じゃないもん!相好を崩して笑い転げるのが大好き、その幸せ感が心地いいのです。笑いジワくらい、思い切りつくりましょう。
それにしましても、シワは横だけ、シミは点々だけにとどめたいものですね。
放任すれば暴走する肌
□50代女性誌は、新色の流行よりスキンケア
「婦人誌には必ず美容ベージというものがあります。口紅の新色や流行のメイクアップより、何よりもスキンケア、ヘアケアですね。シミ・シワ・たるみ、この3点が、どんな企画よりも皆さんの関心を引きます。
肌というのは、生まれ持っての要素が強いのですが、後天的に何とかなるという要素もあるので、努力しようと思うのでしょう。夫の母は92歳になりますが、あまりシミもシワもなくて、色も白くてふわふわしてる。私の父も同じように、ゆで卵系なのですが、母はシミの中に顔がある風なの。同じように歳をとっていても、違うのは何故なんでしょうね。
私としては、母と父のどちらの肌になるのか、戦々恐々。今踏ん張って、なんとか父寄りにと思っているところです。雑誌の読者の方々も、諦めない人たち。自分を磨くことには、内面も外見も熱心ですから、美顔美肌記事に人気があるのですね」。若林みどりさんです。
□頑張らなくちゃ!と思うのが辛いときもあります
51、52歳は、体も気持ちもバランスが崩れがち。
「そんな時は、負けるな!と励ます自分と、なるようになるという自分の間で揺れますよね。元気な自分でいなくちゃと頑張ったり、いつまで頑張ればいいのって疲れきってしまうこともある。そんな時、鏡をのぞくと最低!」と麻田恭子さんが言えば、皮膚科医まのえいこさんも共感します。
「これまで普通に出来ていたことが、意識的でないと出来なくなるのね。そんな時は、頑張るというより、諦めないという希望を抱いたほうがいい。とりあえず、希望のもてるほうへ歩いていくということです。
50代になると、肌も、キレイになりたいというより汚くなりたくないという気持ちで考えるのですね。私も、患者さんと顔を向かい合うので、とても気を遣うようになりました」
□家の工事に来ていた若い男の子から、「おばさん」と呼びかけられて・・・
日本顔学会のメンバーでもあるという高戸ベラさんは、「おばさん」と呼びかけられて女性としての自分を振り返ったそうです。
「常に自分に対して新鮮さを心がけないとだめですね。外の若い子の目といわず、夫の目も意識するくらいでないとね。一人の女として、立ち姿と同様、肌にも気を遣っています」。
□雰囲気美人に賛成!
会っていて、とてもチャーミングに感じる人でも、写真に摂るとヘンな顔という人って沢山いるのです。写真のそのままだけれど、その先は雰囲気で勝負。目くらまし!
3.体に潜んだ復元力を引き出すのは、自分を愛する気持ちです。
諦めたが最後、あとはお定まりの転落コース
キレイな自分をイメージし続けるのは大切だと思う。そのことが、体と気持ちの老化にプレーキをかけるのだから。
●やつばり快食・快便・快眠でしょう
睡眠は、肌の修復時間。12時前にはふとんに入ることが美肌維持の心がけ。不眠の人も、横になっているだけで違いますから。
●感動や緊張感は肌を輝かせます。 きちんとしている自分とだらけて構わない自分には5歳の差があると思う。つまらなそうなへの字顔も+5歳ですね。
●肌はケアしていれば疲れはしても乾燥はしません 日々のスキンケアは勿論、エステ、フォトフェイシャルは50代からの必要経費!シミは消したいし、消せる時代なんです。
努力で補えるものには挑戦しません?結果マメ美人になったりして!
「60代70代になっても、老化へのプレーキはかけられるんです」という皮膚科医の言葉に、一同ホッ。50代なのですもの、それだけ希望は叶いそうです。
「マメこそ美人」というわけです。50代女性誌を企画する若林さんも、「手入れをするとか気をつけるとか、マメが美人美顔につながるのね。エステにも行くし、ダイエットもする。エステで勧められたジェルを使うマッサージ器も、毎朝の習慣にしています。」と、只今いろいろ挑戦中。マッサージ器は、1年後の効果を楽しみにしているとのことでした。
フォトフェイシャルによるシミ消しも数回続けたのだけど・・という迷いには、まのえいこ医師の「もう少し続けたら、効果があるはず」とのアドバイスがありました。やっばり、続ける辛抱もマメの内なんですね。かくいう志垣は、朝晩洗顔後2分間(レンジで蒸しタオルができる間)クリームを塗ってマッサージが習慣。ところが、蒸しタオルで顔を覆う時間は1分がガマンできなくて、やらなくても同じ?と、鏡をのぞいているところです。
老化しないなんてありえないのだから
□生来の個人差はあるけれど、努力は平等に報われます!
シワ・たるみの原因は、肌が乾燥し易くて硬くなるのと、細胞に張りがなくなってくるからのようです。けれどこれにも個人差があって、生まれつきはいかんともしょうがない諦めるしかないのでしょうか。皮膚科医まのえいこさんは、諦めないで!と励ましてくださっています。「うちの患者さんには、70代80代の方もいるのですが、ちゃんと手を加えていくと変わっていく。もうホントに、10歳くらい違ってきます。
シワ・シミは、嫌なら回避することが、8割くらいは可能になっています。
シワも、目立たせなくできるし、シミも、なくしたり薄くしたり出来るようになりましたでも、おうちでのスキンケアは大切ですよね。
要は、老化しない肌なんてありえないということを認識して、プレーキをかけなからいく
という心構えが必要です。放っておけば、40代半ばから肌は下り坂てすから
選びたいのは、プレーキのかけ方キチンと肌に合った方法で努力すれば、2. 3年で、5歳くらい若返ります。 顔の造作だけは仕方がないけれど、肌は手入れをすれば応えてくれますから、努力してくださいね」。
□エステ効果に期待します!
30年前には、ヒマもお金もなくて通いきれなかったけれど、今は必要経費だというのが、人前に顔をさらして働く50代女性の実感です。
何しろ、エステに行くと最初にバシッと写真を撮られるのだけれど、見せられてドキッ。星座のごとくシミがあって、カメラだからこんなに見えるのですかと問えば、「いいえ、通常でもこの通り」と言われてしまいました。そこで、現実をしつかと受け止めて、いざ進行ストップ!ということに。
エステ大好きな麻田恭子さんも、「肌がしまると、顔がキュッと上って、気分も違う」と、肌と気持ちの両面への効果に期待しています。
□お勧めは、フォトフェイシャル。 レーザーでシミ取りをした人の体験では、数年するとまた出てくるということですが、レーザーよりもちょっと弱くした方法が、フォトフェイシャル。
「回数をこなさないとという忍耐は必要ですが、確実にいい。5、6回続けると、肌そのものに透明感が出てくるし、ハリが出ます」とのことでした。
雰囲気美人も嬉しいけれど、まずは肌にいいこと、肌を修復してくれることに挑戦して気になっていることを払拭しようかな。
50代の肌を修復する商品は、化粧品でも美容器具でも盛りたくさん。自分に合うものや方法に出会うのが、これまた大変な時代ではありますが・・。
4.美肌美顔を支える食生活はこれ!トマト、オリーブオイル、お手製弁当・・油抜きはダメですよ。
50代からの美顔栄養学はたんぱく質と油の助けも借りて上手に美味しくたっぷりの野菜を食べること
●トマト人気 生で丸かじりもいいけれど仕事場、旅先、出張先などどこでもいつでものジュースは便利。みなさんトマトジュースには薀畜持ち。お勧めプランドやトマトベースのオリジナルドリンクも工夫しています。
●オリーブオイルは美肌用 油抜きダイエットはお勧めしません。肌カサカサの元です。オリープオイルは美肌成分ビタミンEをたっぷり含み、抗酸化力のかたまりです。料理はもちろん、頻や手のマッサージにも大活躍。
●伝統的な食事は快食快便に通じる 日本人の体をつくつてきた伝統の食品や食べ方は、体を自然になごませます。ごはん生活がつくつてきた長い腸には、ごはんのある食卓が大切。便秘は美肌の敵ですから。
食生活でアンチエイジング
世を挙げてサプリメント時代の様相ながら、食べてキレイにという願いは基本です
気になるシワやたるみも、元はといえば、消費量以上の栄養やカロリーを溜め込んだ体にも責任があるわけで、第一段階は、適正量の食事を心がけることでしょうか。適正量を意識するとなると、自ずと制限があるわけてすから、何をどう食べるか選択する必要がでてきました。
アンチェイジングといえば、「抗酸化力」「免疫力」。昔から馴染んでいた食べものが、ある日「抗酸化力たっぷりの健康食品」と呼ばれて、ハハーッと平伏尊敬するおもしろさもあるけれど、案外、親代々食べてきた食事の知恵を思い出しながら暮らすと上手くいくようです。
玄米や麦や雑穀入りのごはん、季節の野菜や魚貝、昔ながらの乾物類・・・ 外食が多く、美顔栄養学に目覚めた麻田恭子さんは、「サプリメント体験も豊富だし、エステにも夢中だけれど、ここ数年はお弁当でキレイを目指しています」とのこと。毎日作る10品のおかず入りのお弁当が、美肌とパワフルなお仕事ぶりの元とお見受けしました。
私の美肌作り
□「野菜ジュースで疲れない肌になるI」高戸ベラさん
「30年間、朝は毎日野菜ジュースで始まります。子供の頃からの習慣なのね。母がジューサーで絞ってくれていました。そのせいか、姉妹も肌がキレイです。最近、どうしてそんなに肌がキレイなのって聞かれることがあるけれど、サラダオイル塗ってきたのよなんて冗談言ってます。
本当は、野菜ジュースじゃないかな。地方に出張で出かけると、缶ジュースを買ってホテルの冷蔵庫に冷やしておきます。疲れて面倒だなぁと思うと、疲れている時こそ必要なのよ!と、自分に言い聞かせていますね」。
□私、ダイエット中。野菜中心の食生活にしました」若林みどりさん
「6キロ減ったんです。皆気づいてくれないけれど、自分では肌の調子が違います。 野菜生活を始めて、たかだか1か月だけれど、肌がしまってきました。野菜を中心にしたからって、たんぱく質を食べないわけじゃないし、サラダのドレッシングも使うから油も摂っています。油断ちとか、食べないとかのダイエットは、肌がカサカサになるし、骨粗しょう症になっちゃうからしません。
野菜では、血液をサラサラにしてくれるトマトとか注目ですね。体の調子がよくなると、肌はキレイになるし、体だけでなく気持ちの老化までくい止めると実感します」。
□「こんな時はコレという私の修復メニューは、フカヒレ!」まのえいこさん
「これを食べたらよくなったとか、悪くなったという意識はないのですが、調子がいいと食べたくなるメニューはあります。逆に、疲れて回復しなくちゃとなると、最近はホテルのレストランでフカヒレですね。
でも、人間の体は素晴らしくて、食べたものは分解されて必要なものになる。いろいろなものを食べていれば、特別のものを食べなくても大丈夫なんですっ但し、歳をとると代謝が悪くなるし、何をどんなタイミングで食べるかという賢さで、体を励ましてあげる必要があります。
フカヒレは高い?鶏の手羽でもいいのですが、食事って、体と気持ちの回復時間ですから、そこは必要に応じて・・ですね」。
□「ジュース、スープは、いっぺんに色々摂れる優れものです」渡辺万里さん
「野菜ジュースやスープは、手軽で便利な美顔美肌メニューです。
皮膚細胞を活性化するたんぱく質として、魚貝やお豆腐を足すのもよし、食物繊維を積極的に加えたければ、プロッコリー、大根、ネギ、さやいんげんを。血行をよくするなら、青じそ、小松菜、アボカド、ゴマ。オリーブ油を使うと一層効果アップですよJ