50代

51号 50代からのダイエットは心技体の三拍子が必要です

2005年5月 発行所 「50カラット会議」

50カラット会議レポート 

51号

50代からのダイエットは心技体の三拍子が必要です

 

閉経を境に起きる様々な変調の中でも、「太ってくる」現象ば大部分の人が体験中。
痩せているより少しはふくよかな方が大らかに見えるし、長生きもできる・・など、都合のいい言葉は耳に心地よいのですが、このままでは「想定内」に納まりそうにないと怖れをなして、ダイエットの本質に迫ります。                                                      テレビに出る、人前で講演をするという職業でなくても、みためをよくする気合いと努力をなくしちゃだめ。女性ホルモンが減少し、代謝力が低下した体を認識したら、それに見合う食べ方を学ばなければだめ。たるむ筋肉を引き締めていく、霜降り状態を赤身に変えていく筋肉改造を心がけなければだめ。
医師、管理栄養士、スポーツコーディネーター、整体師、50代雑誌の元編集長が集まって、「見てきた肥満&実践中のダイエット」をお話くださいました。50代からのダイエットは、課題山積です。

蛇の道はヘビに聞くシリーズ51

「更年期外来の患者さんの6割は、中性脂肪が高い。おなかの霜降り肉を見てきましたから、気をつけています」と産婦人科医・松峯寿美さん、「講演していて太ってちゃマズイですもん」と笑う管理栄養士・竹内冨貴子さん、「水着姿になると、皆さん体型が気になるようです。気にする機会って必要です。せめて鏡に向ってください」とスポーツ指導者・新井恵子さん。
「刺激のある生活をしていると太りません。馴れ合いは肥満のもと」とは新婚でもある整体師の高橋順子さん、「社交ダンス始めました。張り切りすぎてヒザを痛めて、短期決戦はだめと思い知りました」と運動不足解消に努める山本加津子さん。5人のダイエット道をどうぞ!

 

目次

1.50代の体と暮らしには、太る必要条件が揃っています。                                                   2. ダイエットの極意は、自分から逃げないこと。
3. 要するに食べ過ぎています。
何をどれだけ食べる必要があるかも、曖昧です。
4. 太りにくい体になる。
代謝のいい体、脳の指令が行き届く体にむけて努力あるのみ

1.5 0代の体と暮らしには、太る必要条件が揃っています

体も頭も気も使わないと、体はすぐにだらけてしまう。

躁鬱が激しくて、躁の時期は9号、鬱のときは13号の服を着分けている人がいるのだとか。交感神経が活発な生活だと太らない証明です。

●時間がある、お金がある、食欲もたっぷりあります。
バッグの中にはキャンデー、集まればお菓子、旅行先は 3000 kcalの豪華料理。 お付き合いもいいから、出されると拒みません。お友達は気が置けない人が一番!

●閉経後の体は代謝力低下。食べたものはエネルギーとして燃焼しないまま脂肪に。                                             基礎代謝が落ちた分の控え方を身につけないと、脂肪の貯えは増えていくだけ。三食キチンと食ぺるなら、体を使う生活が必要です。

●40代までに鍛えなかった体の筋肉は、たるむ一方。                                                            鍛えなければ、痩せていてもお腹はポッコリ。顔も筋力低下で垂れてくるし、二の腕は人目を忍ぶ振袖状態。 バストの形は年々下向き。体重は同じでも、若い時の服には納まりません。

筋肉はまだまだ鍛えられます!

元50代雑誌の編集長だった山本加津子さんは、ずっとテント装備の山登りを楽しんできた方ですが、最近社交ダンスを始めました。
足腰に自信があったので張り切りすぎてヒザを痛めたとはいうものの、「筋肉は鍛えないとすぐ弱ってしまいます。三度のご飯が楽しみな親の介護生活に付 き合って食べていたら、たちまち太ってきましたから、腹筋と背筋の鍛錬を兼ねてダンスです。気分転換にも最高です」。
水泳などで中高年のスポーツ指導をしていらっしゃる新井恵子さんも、「82歳の方ですが、17年前ヨレヨレの体型だったのに、今や背筋も伸ぴて、プロポーションも凹凸はっきり。65歳からでも鍛えられるという見本です。要はやる気」と励ましてくれています。
「痩せたら、毎日体重計に乗ろうと思っているんですがねぇ」というインタビュア田村亮子も、実はベリーダンスやろうかな、太極拳に行こうかな、太鼓叩くのも面白そうといいながら日が経っているくち。交感神経を使う生活がいいと聴いて、「恋でも!」。恋より運動の方が・・と、実現の確率で勧められておりました。

お腹ポッコリの正体

□引力もあるけれど…                                                                        産婦人科医の松峯寿美さんは、子宮筋腫などの手術でお腹を開けて見るチャンスが多いので、お腹ポッコリの正体をこう説明します。
「帝王切開をしますと、脂肪はバターのように黄色くて瑞々しいのね。筋肉も真っ赤。ところが中高年のお腹は、脂肪が白くて筋張っている。ちっとも美味しくなさそうなの。更に筋肉が見えるんです、腹直筋ね。それは霜降り。子宮を取り出すときには腹直筋の真ん中を開けるので、筋肉が薄くて霜降りになっているから、子宮を取ったあとは体型のためにピチッと締めてあげる。でも、筋肉が弱くて締まらない人もいます。そんな時、年齢によって筋肉の本数が減るんだなぁと実感します。体網といって、網脂があるのですが、それが厚くなって、ベタッとエプロンのように張りついているんです。いくらダイエットしても、これじゃ減らないって思いますね。お腹ポッコリの予防は40代からでしょうね。
お腹ポッコリには、もう1つ理由があります。支える力が落ちてくるから、腸が弾力を失う。便秘がちになってガス腹になるからです。腸が下がってくるから動きが悪くなって、押し出す力が弱るんですね。便秘はするし、ガスは溜るし、ポッコリの人はガス腹も多いですよ」

□月経で使うカロリー “100kcalです。
基礎代謝は20代30代で1200kcal、身長や体重で差はあるものの、20代30代のホルモンは105pg前後。それがそれが、45歳から50歳で50pgに減ってしまいます。女性ホルモンがl100pgあれば毎月月経がくるのですから、5 0pgに減れば閉経です。月経が来ないと、使うカロリーが100 kcal要らなくなるのですが、月経があった時と同じくらいカロリーをとってしまえば、当然その分余分なのです。
「50代後半から60代って、時間があって、お友だちが増えて、お金が使える年代。太るわけですねぇ」と、頷きあいました。

□「ちょっとふっくらがいい」という説の受け止め方
「少しふっくらしている方が、更年期症状も出にくいし、長生きするっていいません?」という言葉に、松峯さんは「でもね」。
「確かに、太めの人は痩せた人に比べると、骨密度がしっかりしていることが多い。肥満の方たちは、若い男性くらいしっかり骨密度があります。ですから、中高年で太って体重が増えるということは、決して悪いことではないのです。かえって痩せすぎることで骨密度が下がることの方が悪かったりします。
けれど、じやあ太っていて骨密度がしっかりしていればいいかというと、そうもいかない。そういう人たちは、ヒザとか関節にきますからね」と、ほどほどをお勧めです。
現に、社交ダンスを始めた山本加津子さんは「私は、山登りもしていたし、筋肉には自信があったのだけれど、社交ダンスの発表会が近づいて、ちょっと頑張りすぎたら、ヒザにきちゃいました」。この際、せっかくですから、「ちょっと太め」ではなく「すっきりキレイ」を目指す方向で、50代からのダイエットを考えていこうと思います。

 

2.ダイエットの極意は、自分から逃げないこと

自分サイズに敏感になりましょう!

ついこの間までMサイズだった人は、Mサイズ回帰をめざす。ダイエットを決意したら少なくとも2週間は頑なになりましょう。

●自分の裸をよくみて、現実から目をそらさないこと!                                                          少し痩せたら、毎日体重計に乗ろう、鏡に全身を映そうなどと言わずに実行へ。 昨日より増えた分は今日明日で解消努力すればいい。

●マいいかと気合や緊張感のない暮らしに流れないこと!                                                       水泳教室に通う人は水着になる自分を考えるから体型が締まってくるそう。痩せる励みは人に気づいてもらうことですものね。

●断れなくて・・と食べる機会も多いけど、付き合い上手にならなくちゃ!                                                 遅く帰った家族と再度の食 事、お友だちとのお菓子・・結局は自分が食べたかったのかもと反省します。

50代からは3か月で1 kgを目標に。

管理栄養士の竹内冨貴子さんから「50代からは急激なダイエットはだめ。体に負担がかかるし、寿命を縮めちゃいますよ。3か月で1 kgを目標に、ゆっくりを目指してください」と言われて、田村亮子は複雑な面持ち。
「1か月に0. 5 kg減では、周りの人に気づいてもらえない。周りから、あら、痩せたんじゃない?と言ってもらうのが励みなのに!」というわけです。
けれど、そこも勝利は1年後のお楽しみと気長になることが肝要。ひと月に500 g減なら、1年で6 kg減です。「痩せたいわぁ」という50代のほとんどは、せめて2~3 kgだそうですから、1年で 6 kg減はおまけ付きというものです。                                                   但しくれぐれも、50代のダイエットは20代30代のそれとは違うことを忘れないでください。代謝力が低下し、筋力が落ち、気楽が一番という気持ちが勝ちそうになる50代の体には、急激なショックは逆効果。体に力をつけつつ美しい体になることを目指さなければなりません。「今日から床を水拭きする!」と志垣は宣言しました。床とキレイを競う1年間が始まります!

要するに、気合が抜けると太ります。

□痩せるには「励み」が必要です
50代の体に、1か月で3 kg減は急ぎすぎ。3か月で1 kgのペースがお勧めです。管理栄養士の竹内冨貴子さんは、「難しいですよね。痩せるという緊張感がないと励みがない。本当は1週間で500 gとか落とせば、周りからちょっと痩せたんじゃない?とか言われて嬉しくなる。けれど1か月で0. 5 kgとか3か月で1 kgくらいじゃ、みんな見慣れてて何も言ってくれない。自分だけ楽しんで、体調がよくなったとか、体が楽になったとかを励みにしないとね」。
ところが、水泳をやっていると、500 g減の努力もすぐ体に表れるらしいのです。プールで指導することの多い新井恵子さんは、「私、気づくとすぐ褒めます。水着だとすぐに分る。最初に落ちるのは肩のあたり。落ちた?って聞くと、まだっていうけれど、でも締まったみたいよっていう風に声をかけます。すると、実はねって始まるの」。そういう風に気づいてくれる人が必要なんですね。

□体重計に乗る。それも、太ってきたなという時から始めること。                                                              痩せたら乗ろうと思っているという田村に、皆さんから「痩せるには現実を見なきゃ!」とピシリ。
「初めは、一日に3回か4回は乗らなくちゃ。特に食事のあとは必ず乗る」「痩せてからなんて思っていると、乗るまでにもっと太っちゃうわよ。だいたいね、ちょっと病気したとか、具合が悪くてお腹が凹んだというとみんな体重計に乗るんですよ。 太ってきたなと思うと乗らないでしょ。それって逆です」
「1 kg以上増える前に落とさないとね!」
「水分でむくんだだけなんて、利尿剤くださいっていう人がいる。それで尿ばかり出したら、血がドロドロになって脳血栓とか脳梗塞とかになっちゃいますよ。太ってきたのに、むくんでると信じているの。ホルモンの関係でむくむなんてことありませんよ」
「ダイエットってね、まず2、3週間でガクンと2~3 kg落ちるでしょ。その後脂肪が落ちて筋肉ができるまでは体重は変わらないの。でも、サイズは変わるんです。体重計に乗るのは続けること。毎日乗っていれば、どんな時に増えたり減ったりするかも把握できますから」。
というわけで、田村はその日から体重計に乗り始めました。

□人前に出る大切さ、身に泌みてます。                                                                孫との時間に、気分はおばあちゃんというのも楽しいのだけれどと微笑みながらも、山本加津子さんは緊張感がダイエットの極意と自分に言い聞かせています。「お化粧は一応でいいやとリラックスしている自分に気がついて、あっいかんいかんと自分を緊張モードに戻すことがあるんです」。
松峯さんも「今日はこの人と何時に会って、これとこれを片付けるなんて、朝のふとんの中で考えますね。昨日までの惰性でやれば出来るけれども、気合が大事。気合は交感神経を優位にするんです。副交感神経優位だと、太っていくし、食べた<なるし、眠くなる。気合が入っている生活をしている人は太らないの。メリハリや刺激とかがないと、ぐずぐずと太る生活になるんですよ」とキッパリ。神経が締まっていないと、体は膨らむということです。

3.要するに食べ過ぎています。何をどれだけ食べる必要があるかも、曖昧です。

お腹が減らないのに食べています。

時間だから、疲れたから、お付き合いだから・・と食べるチャンスがすぐ巡ってくる。お腹が空く幸せ、忘れていませんか。

●50代の基礎代謝量は1200~1300kcalです                                                              「基礎代謝量」とは体を動かさなくても消費されるエネルギー。ダイエットとは 体JI行肪を減らすことと考えると、食べたらよく動かねばと納得します。

●エネルギー源は、55%を炭水化物で摂る。                                                                 炭水化物を梢化する過程で脂肪も燃える。効率よく脂肪を燃焼しようとするならビタミンBlが多い豚肉をどうぞ。

●脂肪分、糖分の摂取は、効率的に控えめに。
炭い牛乳でも100ccでlg程度の差、乳脂肪はあまり気にしなくても大丈夫。果物はVCだからと食べすぎがち。1日200g以内に収めること。果糖は高カロリーですよ。

ダイエット目標の食べ方は賢さが決めて

食べ過ぎないこと。これは、かなり難問です。「あっ、いけない。食べちゃった!」と、事後反省はいつものこと。
ということは、初めから目の前にないことが大切。買い物の段階から、太らないメニュー、太らない材料、太らない最を賢く選んでいくことでしょうか。
「お刺身はやっぱりトロだけれど、今は2切れにしています。以前はズラリとトロ でした」と山本加津子さんが口を開くと、すかさず「赤身なら蛋白質祉からいっても3倍は食べられるわよ。脂肪もないし・・」。
好きなトロ2切れを食べられるのも、ダンスで発散できる山本さんならではです。ダイエットでは、どちらかというと何を食べてはいけないというより、食べる最が 問題。つい買った菌だけ食べてしまうのですから、1回分批を控えめに計算して買う習慣をつけることです。「残りの人生何回食べられるかと思うと、美味しくないものは選びたくない」とは言っても、肥満した体でいるのも業腹なわけですから、やっばり調節は籠です。
「太っているのを売り物にしているテレビ番組を見ていると、あの人たち、早食いよ」と気づいた人がいます。最を減らした分ゆっくり噛んで、脳にも「いっぱい食べた」と納得してもらいましょう。しばし辛そうですが、美を手に入れるためです!

ダイエットのための食べ方

□炭水化物の働きを確認すると                                                                    体の中のエネルギー代謝の基本は、炭水化物が燃えるというサイクル。そのサイクルがビタミンBlの助けも借りてうまく回っていると、脂肪も燃えるからエネルギッシュに動けるようになる。つまり炭水化物をとらないと、体の燃焼力は成り立たないのです。
竹内冨貴子さんからも、「ビタミンBlをある程度摂って、炭水化物も摂っていれば基本的には燃えるんです。動いて筋肉をつけて蛋白質も摂れば、段々基礎代謝が萬くなります。ビタミンBlなら、豚肉を食べてください。50代からのダイエットは、積極的に体をつくりながらということですから、食べるけれど上手に燃焼させることがテーマです」と、補足いただきました。

□お腹が空いたら食ぺること!                                                                     「最近は、お腹が空いてないのに次の食事をしている人が多いんです。時間がきたからとか誰かと一緒に食事しなくちゃというお付き合いの食事をしてしまう」と誰かが言うと、思いあたることが次々と出てきました。
「新幹線で女性のグループを見ていると、座った途端に何か出して食べていますよ。そうしていながら、お昼何食べる?って話してる。客観的に見ていると、あれだけ食べているのに、よくあれで収まっているなぁという体型です」「娘がね、オバサンの特徴はカバンの中に飴とかガムが必ず入っていることって言うの。お菓子も持ってますよね。そして誰かに勧めてる。健康管理とか健康教室で、食べたものを書き出してくださいというと、そんなに食べていないんですけどと言いながらも、皮 下脂肪になるようなものを沢山食べているのね」
反省しま~す。

□運励やお風呂上りは、吸収率が上っています!                                                                         運動したら安心と食べるのはだめです。新井恵子さんの誓告をお知らせします。
「運動すると、成長ホルモンが活発になるから吸収率は上ります。今日は運動したから帰りはケーキ!と嬉しそうにしている人には、ケーキ2つ分の体になっちゃうよって言うんです。お風呂上りとか運動直後は、吸収率がいいですから。運動後のビールも、ダイエット中ならご法度です」。

□果糖は吸収速度抜群。果物の食べ方にこ用心                                                                                トータルすると、女性は皮下脂肪になるものを摂りすぎているといえそうです。「ケーキのように油脂と糖分が合体しているようなものは、エネルギー源になるよりも皮下脂肪になります。転換率が違いますからね。果物の果糖も同じです」
「ビタミンC源といって食べるイチゴは、糖質もたっぷり。何かにいいと聞くとたっぷりと食べるから!摂りすぎってこと考えないんですね。
果物は1日に200 gまで。それも分けて召し上がれ。ビタミンCは体の中に貯蔵できる限界があることもお忘れなく」
ダイエットを目指すからには、食品栄蓑成分表の1冊は必携です。

4.太りにくい体になる。代謝のいい体、脳の指令が行き届く体にむけて努力あるのみ。

ダイエットの基本は筋肉質の体になること。筋肉質の体になれば代謝率はアップします。                                 まずはお腹の肉を霜降り状態から赤身に変換をめざしましょう!

●キレイな姿勢を保てる筋力をめざして、しかも太りにくい体になる!                                                       筋肉量が多い方が基礎代謝が高く、脂肪の多い筋肉の体よりエネルギーを消耗し易い。つまり食べた分を燃焼できる体に近づきます

●頭で考えるとおりに動く体を目指しましょう。
脳からの指令が手足の先までスムーズに届かないのは、なまった体だからです。毎朝のラジオ体操、あれは効きます!

●体格指数(BMI)で、24未満に抑えましょう。
BMIの計算式は、体重kg十身長m×2です。20以上24未満は正常内。24以上26.4未満は肥満気味。26. 4以上は肥満。方法は、体童を変えるしかありません。

腹筋背筋運動にいそしみましょう

「テープルや椅子の背に寄りかかるように座ってはだめ。いつでも写真を撮られているという意識で背中をのばしてアゴを引く。トレーニングならこれです」と言われて、思わずハッ。
なるほど、腹筋と背筋がだぶついていては、1分と持ちません。けれど、鍛えれば筋肉質の体は夢ではないという事例は尽きない様子。頑張りたいと思います。「足腰にまるきり自信がないとか、体重が陸上の運動に耐えられない人は、是非プールヘ。浮力も助けてくれますし、水中では体型も忘れられます」
「ウォーキングの季節ですよ。背筋伸ばして歩いてください」「家の中でもツマ先立ちで動いてください。お料理もツマ先立ちのままどうぞ」「テレビを観るときは、CMの時間だけでも腹筋タイムに。積み重なれば違いがでます」etc.
小顔でなで肩の人は太っているのが目立たないとか、小柄だと損だとかはあるものの、今更嘆いても始まりません。やるっきゃない!のです。
腰に手を当てて体を横にねじる連動を毎日続けて、1か月でウエストが3cm縮まったという朗報が届きました。ウワッ、私も!

ダイエットの目標は筋力のある体です。

□運動モードにもっていくまでは大変です                                                              職場と自宅が至近距離で運動不足が続いたという高橋順子さんは、少し痩せなくちゃと体を動かし始めたところです。
なんたって新婚の夫から「太れ、太れと言われたものだからその気になっていたら、案の定オバサン体型に近づいて、ヤバシ!」と己を振り返った次第。
「何かのきっかけで動かなかった体は、すっかりその気になっちゃっていて、運動モードにするのって大変。急に運動し始めると、体ってピキピキくるでしょ。筋肉痛がこないように慣らしながら始めています。今日ここへ来てダイエットの話なんだと思って、2, 3日前から運動開始。まず1日めはストレッチ。翌日プールで美容体操程度に30分くらい泳ぎました。少しずつ体をその気にしていって、1か月位かけて元の体のリズムに戻さないと・・」と、軽快な体を目指しています。

□ウエストサイズは、鍛えた成果のバロメーターです。                                                           水着で引き締め効果という話が出ましたが、山本加津子さんの社交ダンスも中々効果が期待できそうです。
「初めは恥ずかしさもあって、体のラインが目立たない服を着ていたのですが、最近はボディフィットのものを着るようになりました。スカートもシャツの上からはいています。社交ダンスは姿勢を正しくして踊ります。バストをぐっと引き上げて、それだけだとお腹が出てしまうのですが、腹筋を使ってお尻を前に出すようにするのでお腹が締まります。靴を履いたりするとき、お腹が締まったのが分りますね。私はまだですけど、何年もダンスをしている人は、ウエストが細くなっています。あの姿勢と運動量がウエストを締めてくれるというのは、ダンスにお誘いの謳い文句です」。

□お腹ポッコリを無視していると60代70代が大変です                                                           産婦人科医の松峯寿美さんは、体型のキープ、腹筋を鍛える大切さを、将来のために肝に銘じるようにとおっしゃいます。
「お腹ポッコリを無視している人たちは、60代70代になると子宮が下がってきたり尿失禁になっています。すごい便秘になっている人もいます。そういう人は、さらしをきつく巻いて、いきんでもらうとやっと出る。いきむための筋肉がないって大変なの。膀脱も腟も下がってくるからオシッコも満足に出ないし。そこを見ていると、これは大変だなと思い ますよ。将来のために筋トレしなくちゃいけないんです」。

□筋肉は一日にして成らずです。                                                                           ところが、この筋トレ、脳からの命令系統が鈍くなってこともあって、腰だけ動かしてとかおへそを動かさずに上体だけ動かしてなどの部分運動が出来にくくなっています。手首だけ回してと言われているのに、肘から回してしまう人は、筋トレも無理は禁物。そんな筋トレ初心者には、朝のラジオ体操をお勧めします。毎朝6時半、NHK第一放送の号令に合わせて、手足を動かしてみてください。体は子供の頃におぼえた動きを案外よく覚えています。
7~8分の体操ですが、その日の筋肉の具合が分りますし、体型も実感できます!

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