50カラット会議

64号 酷暑、お見舞い申し上げます

2007年8月 発行所 「50カラット会議」

50カラット会議レポート 

64号

酷暑、お見舞い申し上げます

 

例年になく暑い夏になると聞いて、夏負け・勇バテ対策と共に、酷暑お見舞いを差し上げます。                                       夏バテの一番の原因は、高い気温と湿気からのストレスですが、その道のプロたちから伺った酷暑と加齢とおしゃれ対策は、これまで以上の「こまめな防御と回復」に尽きるようです。
南の島でのバカンス、太陽の下での解放的な時間も嬉しいけれど、「やっばり、豚肉、香味野菜が夏の活力」「ランチのあとの1 5分間の屋寝」「肌を出す季節。顔だけでなく手足のお手入れでキリリとね」etc.
実りの秋を楽しみに、ご参考になさってください。

蛇の道はヘビに聞くシリーズ64

夏は「バカンス、豚肉、香味野菜」

お集まりいただいたのは、次の5人の方々です。
「元々夏は苦手」という皮膚科医まのえいこさんとコピーライターの今渕恵子さん、
「予防はするけれど紫外線には強い肌」をもつ美容研究家仁くすのきさん、「体を動かして汗をかく夏が好き」なファッションコーディネーター宇佐美恵子さん、「暑さは平気。普段は野菜と魚が多い食生活だけれど、疲れたかなと思ったら焼肉食べて回復します」と炎天下のゴルフも嬉しい管理栄養土竹内冨貴子さんです。

 

目次

1. 東京の夏は、南国の自然な暑さとは大違い。
湿度は体調を狂わせるし、冷房で体温調節は大忙し。
2. まだまだバテてはいられません。
体調管理が面倒になったら、仕事は続けられない。
3. 夏の元気対策①涼しく快眠、涼しいファッション。
氷枕、ひんやりシーツ、ワンピース、サブリナパンツ・・                                                       4. 夏の元気対策②たんばく質、ビタミンB1、香味野菜。豚肉冷シャブを香味野菜たっぷりのタレでとうぞ..
5. 夏の元気対策③肌はトラフルの季節。
暑さと湿気ですもの、腕も脚も肩もすっきり出したい・

1.東京の夏は、南国の自然な暑さとは大違い。湿度は体調を狂わせるし、冷房で体温調節は大忙し。

                                                               日本の夏は、過酷です。湿度が高い上に、最近は地球温暖化で、気温上昇が加速化している。体調調節が益々難しくなりそう

●でも、夏大好さです。
子どもの頃は、夏は日焼けでまっ黒だった。日焼けでできたソバカスは気になったが元気だった。今も夏は嬉しい季節。食欲も睡眠も快調c悼さ.ストレ
の予防は、ビタミンB lたっぷりの食事です。

●近年の夏は、こまめに体調対策します
いくら夏が好きでも、加齢には勝てません。疲れが残る仕事の仕方はしないし、バカンスもしっかり取る。炎大下は歩かずタクシーに乗る。「足の手入れ
をして涼しいファッションも楽しみます。

● 元々、夏は苦手です。
「暑さで血管が広がって、偏頭痛になるんです。北国育ちの子供時代から、夏は日陰を選んでいた。学校の草取りで倒れ、最近も仕事先で倒れて、夏はすっかり夜行性生活になっちゃった」

太陽の光で気分が上向くのは確かだけれど、冷房のきいた室内と外気の差にはまいってしまう。

オフィス、電車、デパート、スーパー、喫茶店にタクシー、どこもっかり冷えて、外気で熱くなったからだを急速冷却してくれます。
けれど、これがサービスとしてうれしいのは初めの数分。あとは上着を羽織ったり送風孔から身を避けたりの大忙しです。
最近では、クールビズ運動の温度管理で、入ってしばらく汗が収まらないオフィスもありますが、昔ながらの「キンキン冷え」もまだまだ。
スーパーやタクシーで冷やされた体で外に出ると、一瞬モワッと温かい蒸気に包まれたようになり、皮膚の混乱を実感します。
夏がダメという人には、この温度差が大きなストレスとなり、「子供の頃から偏頭痛のくりかえし。夏はずっと嫌い」になってしまいました。
とはいえ、南の島の夏は別物。爽やかな空気と輝く太陽を求めて、南の島のバカンスに出かけます。暑くても温度差のない環境が気に入っているのです。

日本の夏は、温度差と湿度対策が肝心です。

□外気と冷房の狭間で、偏頭痛持ちになりました。
「親の転勤で秋田育ちでしたから、夏とはいえ30度を越す日は数日だったと思うのでずが、そんな土地でも暑さに弱い子供でした。
プールに行けば倒れ、お日様に当たれば倒れという虚弱さで、山の中の日陰で遊んでいるぶんには大丈夫ってふうでしたね。
夏になるとご飯は食べられなくなるので、牛乳と梅干でなんとか凌いでいたものだから益々弱くなったのね。
泳ぎもしない、運動もしない、ただひたすら日陰で寝ていたダメな奴でした。最近は、冷房と外気との間を行ったり来たりする生活の結果、ひどい偏頭痛に襲われて救急車に乗る騒ぎにもなって、夏の生活はすっかり夜行性になりました」と今渕さんが言うと、まのさんも同調しました。
「私も同じ!小学校の時から偏頭痛持ちです。学校で草むしりがある度に倒れていました。サボっているようで嫌でしたね。
私は暑いのも寒いのもダメ、温度調節が難しくて、ある一定温度でないと不調なので、普段の夜はエアコン除湿して、厚めの夏布団で寝ています。週末は夏は軽井沢、冬は熱海に直行です。夏休みはヨーロッパ、冬休みは南の島です。
なにしろ高温多湿な東京の夏は、過酷すぎます。偏頭痛の薬は手放せませんし・・」。夜行性生活を余儀なくされている今渕さんにしても、南の島には飛んでいきますJ
南の島の暑さは、都会のジリジリ焼けるような風通しの悪い暑さとは違って、偏頭痛も起きないそうです。

□夏の元気者は肌も強い。
「夏の太陽こそ元気のもと」と感じている人もいます。
「私、野生化しているかも・・」と笑う竹内さんは、冬の寒さと暗さは嫌いですが、太陽が燦燦の夏は、炎天下でもご主人共々ゴルフを楽しんでいます。
宇佐美さんも、トップモデル時代は小麦色の肌で美しい肢体で目を奪っていただけあって、「つい最近までまっ黒でしたよ。今年はシーカヤックをやっているし、太陽にあたっても平気です」と、夏生活エンジョイ中。
そんな二人に共通しているのが、冷房より窓を開放する生活。
夏に強い体に恵まれたからですが、暮らし方への工夫で、体温調節、体力づくりをして済んでいます。
スポーツで体を鍛え、びっしょり汗をかいてシャワーを浴びると、気温や湿気との温度差が小さくなる気がするし、食欲が低下することもありませんとのことでした。もちろん、あちこちでの冷房攻勢には、上着持参で対抗しています。エアコンの快適さは捨てられませんが、せめて朝晩はエアコンを止める習慣を広めたいものです。
窓を開ければお隣のエアコン屋外機から熱風・・という環境改善も、「一歩から」です。

2.まだまだバテてはいられません。体調管理が面倒になったら、仕事は続けられない。

こまめさなくては美しい現役は務まりません!

明日のことを考えてセーブする、今日の疲れは今日回復する。これでこそ「現役」です。

●自分に手抜きはできない。「緊張感がない」「だらしない」と思われたくない。
体型、姿勢、肌には気持ちが出てしまう。筋肉は締めておきたい、肌のシミくすみは手入れ次第と心得る

●仕事の自分像は壊せない。「汚くなれない」「太れない」。                                                          指導する立場の人が自己管理不足では話にならない。自分を実験台に、50代からの夏の体対策に挑戦中。やっぱり基本は食事かな。

●倒れて人に迷惑はかけられない。大事な仕事場面から逆算しての体調管理が肝心
風邪を引かない、疲れすぎない、睡眠たっぷり、食事しっかりが原則。

体調管理が面倒になったら、これ引退どき。

理夏バテの兆候は、だるさ、食欲減退、不眠が代表的ですが、毎年のことなので対策も習慣化しています。
ところが、加齢とはやっかいなもの、対策もこまめな対応が必要になってきます。週末にまとめて回復などと考えていたら、週末までに最悪の体調になった体験をした人も少なくありません。
そんなとき、「先のことは分からないりいつまで体調維持できるんだろう?」と不安も頭をもたげます。                                       「面倒くさい、どうせ変わり映えはしないし・・と、小さな違和感を放置していると、いい加減な自分になってしまうのよ」と、自分に警告を発しながらの夏暮らしです。
「年と共に、ファッションも、こまめなチェックが大切よ。体型は微妙に変わってくるから、ブラは1年ごとにチェックが必要。薄着の季節はブラがフィットしていないと肉のつき方がそのまま出ちゃいますからね」
「汗で眉が半分消えてしまったりすると、ガクッと老け顔になるでしょ。だからアートメイクにしました。これで安心!」
体調管理が面倒になったら、引退時と覚悟するだけあって、このこまめさは仕事大好き人間ならではの夏対策です。

夏の暮らしにも自分流ができました。

□夜行生活。
「散歩も夜、ジムで汗を流すのも夜。仕事の打合せもできれば夕方以降にしてもらう夜型生活で夏を乗り切ります」というのは、今淵さんです。
温度差に体が対応できなくて、体力消耗するのがいつものことなので、夏は夜型の生活が習慣になりました。
「とにかく温度差にさらされないように、昼間の移動はタクシーです。うっかり日中に30分出歩いたら、偏頭痛が起きて一日を棒に振らなくちゃならないのですから・・」。

□ここで気合いが入るはずと思ったらダメだった・・・。加齢現象ですか?
50代に入る前までは、大抵の生活をやっても、「ヨッシャ!」と戻れたのに、最近はアレレ?どわが身を疑います。
ファッションコーディネーターとして講演や執筆に忙しい宇佐美さんは、「大きなイベントを引き受けたり、短期間に本を書き上げるとかの予定があると、その日を目がけて逆算して体調を整えています。先日も、それまで頚椎が詰っていて肩こりがひどいという状能だったのですが、漢方薬を処方していただいたり、カッピングに通ったりしながら、切り抜けました。まだまだ大丈夫と、自信もつきました」とニッコリ。
要するに、あちこち補修補強しながらでも、仕事をしていれば元気なのです。
けれど、皮膚科医のまのさんは、「ここで気合いが入るはずだったのに入らない・・ということもあるのが50代。程々自分が気持ちいいペースでの什事に切り替えないと」と考えています

□やっぱり日常の「運動」と「食生活」でしょ。
暑いし、いろいろ面倒になってくるとはいうものの、体のリズムを整えておく基本は、三食きちんと食べること。
管理栄養士の竹内さんは、「食べると汗がでるから肉は止めておこうなんて考えると夏バテしますよ。夏は、食べたいと思うものが体が欲しているもの。薬味、梅干もそうですが、食欲を出させるもの、消化を助けるものを積極的に摂ってほしいですね」とアドバイス。
毎朝、自宅からオフィスまでおよそ1時間歩いている竹内さんに感嘆すると、「夏は好きだし、体調管理はプロですもん!」。輝いています。

□バカンスは、体も心もキレイになって帰ってくる。
若いときはただ遊びに行く休暇でしたが、最近は体調管理も視野に入れています。
「海外に出てしまえば電話も届かないし、解放感いっぱい。飛行機が離陸した瞬間が大好きです。2週間ゴルフ三昧すれば、血も入れ替わります」
「年に3回の海外旅行をノルマにしています。日常的には週末は東京を離れることを習慣にしていますが、それだけでは回復しないストレスがありますものね」「南の島で太陽にさらされる、ヨーロッパの田舎で静さに浸る。そうして帰ってくると、人間としての余裕が生まれる気になるんです」。みなさん、1ヶ所滞在型でした。

3.夏の元気対策① 涼しく快眠、涼しいファッション。氷枕、ひんやりシーツ、ワンピース、サブリナパンツ・・

疲労回復は毎日の快眠から

とにかく不眠は不健康のもと。入眠薬「デパス」も常用、25,000円のシーツも買った。

●昼寝のすすめ。
15分以上寝てはダメ。10分前後のお昼寝は、体と頭にエネルギーを与えてくれる。「本当に疲れると、昼寝を兼ねてマッサージに行きます」

●氷枕、「アイスノン」、ひんやりシーツ、窓開け
体にこもる熱で眠れない時は、頭寒足熱の例えどおり頭を冷やすのが一番。流行のひんやりシーツは値段の高さが難点。

●体遍調節が下手な人は冷房してふとんで風邪予防
一年中室温を一定にしておかないと体調が保てない人は、夏は冷房+厚めの肌掛けが習慣J眠れないと明日に差し障るからやむを褐ない。

 

夏の服装は風通しのいいワンピースが一番。ただし下着には気を付けて

今年の流行は風通しのいいワンピースが大流行で、この楽しさはちょっと止められないと、ハシャイでいる50代です。
そこで振り返るのは、変わりゆく体型。体の線が変わったのを実感するのは、ブラのフィット感です。トップバストは変わらなくても、アンダーサイズが変わり、肩甲骨が開いてくる。脇の下から盛り上がってくる余分な肉、ブラの上下にお肉がはみだしてきたり・・・。
ワンピースも、ウエストより肩や胸まわりのすっきり感が気になるようになりました。
せっかくの涼しいワンピース暮らしですから、補正下着などで肌を覆わずに済ませたいもの。となると、やっばり決め手はプラジャーです。
「脇のベルト部分が細すぎても、横のボーンが弱くても、ましてやアンダーバストが合わないと、余分な贅肉を強調するだけですからね」。
ワンピースと共に出回っているサブリナパンツも、多湿な夏のお助けアイテム。ペディキュアした素足をスラリと出せば、裸足の夏の清々しさが帰ってきます。

夏のファッションテーマは「自由」

□海外のリゾートで、女性たちに学ぶこと。
「ヨーロッパのリゾート地で出会う70代女性のファッションは、実にのびやかです。背中が大きく開いたワンピースを着て、その背中いつばいのソバカスなんて、まるで気にしていないですよ。堂々の体躯で肌を出して、美しい色をまとって、自然と一体になったファッションを楽しんでいるんですね。肩や背中のソバカスも自慢の1つかのようにね。
それに比べれば、日本人の肌はキレイだし、50代はもちろん、60代70代も、もっと季節を楽しむファッションを楽しんだほうがいい」
「そうです、そうです。親世代の浴衣姿なんて、本当に涼しげであでやかでしたよ。年配者の自信が見せてくれるファッションってあります。ボディライン云々じゃない、生活文化の美しさなんですよね」

□50代ファッションとしての流行の取り入れ方                                                                  宇佐美さんからのアドバイスです。
「何を着てもいいのだけれど、若い人みたいに上から下まで可愛くまとめちゃうと、顔がついてこないから、そこが注意点です。
フリフリファッションを着たら、若い人だとヘアスタイルもカーリーにしてパンツも可愛くまとめればいいのだけれど、私達の年代は、可愛いアイテムは1つ、1ヶ所にして、他はシンプルでシャープにまとめておきたいですねC
流行のパフスリープを着るなら、白いパンツにシルバーのベルトをするというように、トータルとしておとなの雰囲気にまとめたいものです。パフスリーブを着て、スカートもフリフリ、ミュールにもお花がついているというのでは、お顔も入れて、全身が映る鏡をのぞいて見てくださいとなっちゃいます。
もっとも、私達の年代用のファッションとして50代向けの雑誌に紹介されているものを見ると、急にお値段も一桁違っちゃって、今年だけの流行を楽しむには考えちゃう。 楽しみ感覚で流行をとりいれた50代ファッションが、リーズナプルな価格帯で出てきて欲しいですね」
人生の楽しみ方の1つとして、自分らしいファッションコーディネートをしてほしいということでした。

□サブリナパンツ、バンザイ!
ミニスカートを散々楽しんできた50代ですが、脚をあそこまで出すことには躊躇があります。でも、暑い!
それに、冷房が強くかかっている場所では、ひざ掛けショールが必要になる始末。
そこで嬉しい流行が「サブリナパンツ」。気になる膝のうしろは隠れるし、素足が楽しめる丈具合です。しっかり足を受け止めてくれるデザインの4-5cmミュールをはけば、脚も長く見せてくれて、若々しい夏気分も味わえます。
「サブリナパンツを凛々しくはけば、上はフリフリの涼しいチュニックを重ねても、年相応のおとなの自信を振りまけます」と、白いサプリナパンツ姿の今渕さんニッコリでした。

 

4.夏の元気対策②たんぱく質、ビタミンB1、香味野菜。豚肉冷シャブを香昧野菜だっぷりのタレでとうぞ

ビタミンB1は水溶性。水に溶けやすく熱に弱いのでさっと調理します。ニンニクの匂い成分アリシンはB1の吸収率をアップさせるので、「豚シャブを香味ソースで」は最高!

●良質のたんぱく質とビタミンB1源の豚肉で効率いいエネルギー補給を
夏バテの時期「土用」に食べる習慣のうなぎ同様、スッポンや牛のすね肉などのスープも高温多湿な日本の夏の体力回復メニューだったこと、納得します。

●夏はビタミンB1をいつもの3倍とりましょう
ビタミンBlは、炭水化物を燃やすのに必須の栄養素。B1は 脳神経系の機能を保ち、代謝促進する働きを持っているので、不足すると疲労が溜まる原因になります

●夏の香味野菜は、夏の体管理成分です。
ネギ、ねぎ、ニラ、しそ、しょうが・・・。夏の薬味に活躍する香味野菜は、夏の体を元気にします。カレーなどのエスニックメニューに合う香辛料も南国の健康を支えていたのですね

 

食欲を保持することが元気のもと

夏バテ症候群の代表が食欲不振。
「何が何でも三食食べます」と実行しているのは、夏に滅法強い竹内さんです。「いつもは魚と野菜中心の食卓ですが、時々、肉が食べたいなと思う日があってそんな日は、焼肉にしたりします。夏だからと心がけることといえば、牛乳もお豆腐も肉も一生懸命食べるということ。特にビタミンB1がたっぷりの豚肉は、夏バテ対策食品です」。                                                                        豚肉を夏野菜と炒めるのもいいのですが、みなさんのお勧めは「豚冷シャブ」。
ビタミンBlたっぷりだし、熱湯にサッとくぐらせるからビタミンは流出しないし、おまけに夏の薬味野菜を利かせたタレを用意すれば、「夏対策の栄養満点1。 特に、にんにくの匂い成分は、体内でビタミンBlと結合し、糖質の代謝を更に高めてB 1を体内に蓄積させるので、疲労回復効果を長く持続させるそうです。
にんにくの出回り最盛期は7月8月。夏の体のための香味野菜です。

きちんと三食が基本ですが・・

□たんばく買で、体力強化しつつのダイエットしています。
炭水化物大好きな今渕さんは、牛乳十炭水化物という生活をしていたせいか、体脂肪が増えて、人間ドックで、食生活改善を言い渡されてしまいましたC
「夏に限ったことではないけれど、特に夏バテの原因が食生活にあると気づいたの。スポーツジムで週2-3回筋肉トレーニングをしているのだけれど、トレーナーからもたんぱく質が決定的に足りないと言われてよしたし、以来、意識的にたんぱく質生活です。
ローファットのチーズ、プロテインのバー、鶏のささ身、ツナとか豚の冷シャブ、ボンレスハム、あとはお刺身とか。お料理が面倒だなというときは、回転寿司でごはん残して食べてきたり、プロテインダイエット系のドリンクも使います。牛乳はローファットに変えましたし、魚系・大豆製品・肉系を1/3ずつ摂るようにしています。今年は、その効果か、3ヶ月で5 kg 体重減。体脂肪は5%近く減っています!」

□炭水化物にかたよると、夏バテします。夏パテ対策の食卓には、ピタミンB1とカリウムを!                                          管理栄養士の竹内さんは強調します。
「夏バテの原因の1つは、ビタミンB1不足。だるさ、不眠、食欲不振の原因です。 炭水化物を体の中で燃やす時に、ビタミンB1が必要になるから、炭水化物に偏った食生活でビタミンB1が不足していたら、当然夏バテです。
暑くなくても、熟が出たり、激しい運動をするのは、体としてはストレスですから、ビタミンB1の消費が多くなります。夏は温度が高いわけですし、いつもの2-3倍はビタミン Blを摂る必要があるわけです。それなのに、炭水化物に偏った食事とか、アイスクリームとか甘いものを食べていれば余計にビタミンB1が必要になって、夏バテに拍車がかかることになります」
「冷友やそうめんの食卓には、豚シャプとかハムとか付けたいですね。それに薬味。ビタミンB1は水溶性なので、せっかく沢山摂っても、2時間後には尿になって出てしまうから、匂いの成分アリシンを持つにんにくやネギと一緒に摂って、脂溶性に変えて体の中で働いてくれる時間を延ばしたいですからね。
にくにく、ネギ、土ねぎもいいのです。玉ねぎのスライスをたっぷり敷いた豚シャブににんにくのすりおろしを加えたソースをかけるなどもいい。
レバニラ炒めもお勧めです。生姜もいいです、胃液の分泌がよくなるしね」

□日本の「薬味」としての香味野菜の他、ハーブ、スパイスも夏の助っ人です。
お馴染みのスィートバジル、ロケットサラダは、イタリアンのトマト料理やサラダに使えば、食欲減退や消化不良に効果的です。
食欲増進に人気のエスニックカレーやスープは、どちらも夏野菜と香辛料たっぷりでつくれば、夏の体を元気にしてくれますJ
「薬味」とはよく言ったもの、メニューの脇役ながら、縁の下の力持ちなのですね。

5.夏の元気対策③肌はトラブルの季節。
暑さと湿気ですもの、腕も脚も肩もすっきり出したい・

日焼け防止はシミシワ防止

汗は体温調節のためにでるのです。汗で老廃物が排泄するという期待はできません。洗顔第一です。

●紫外線はシミのもと                                                                       紫外線によって、肌の奥である真皮にまでダメージを受けると、メラニンの生成量が増えたまま正常な細胞の入れ替わりが行われず、ついには色素沈着。日焼けによりシミになるのです。

● 皮膚科は「汗」で忙しい                                                           汗はいろいろな皮膚トラブルを発生します。あせも、日焼けだけでなく、汗と一緒に出る皮脂や汚れが原因のかぶれも多く、金属アレルギーも発症するので、夏の皮膚科は大忙しです。

●肌を出す季節だから、みため気になります。                                                            肌荒れ、シミシワ、毛深さも気になります。エアコンで除湿された室内は乾燥していて、肌の保湿も必須になります。エストロゲンに守られた時代は終ったと実感する夏です。

肌を出す季節ですもの、体のお手入れのチャンスです

首周りをすっきり出したい、手脚、肘ヒザかかとも潤い補充しておきたい、そして「ああ、筋肉質の体になりたい!」と願う夏です。
毛深いのでレーザー脱毛しましたという人、汗で描いた眉が流れて消えてしまうのでアートメイクにしましたという人、夏こそエステ通いの人と様々ですが、自分の体のみためと向き合うのも夏なのですね。                                                          キレイな肌、手入れが行き届いた体は、ファッションを楽しむ自信につながるので50代からのキレイ修復願望は、夏にぐんと高まるというわけです。
放置すると、肌の老化は進むばかりというのも体験済みいエストロゲンに守られた時代は終ったのだと認識して、「出せる肌」への努力をいたしましょう。日焼けは、シミシワの原因と聞いていますから、UVカットの化粧品使用は怠りませんが、シミは、できてしまったら皮膚科で治療の時代。まのえいこさんによると、フォトフェイシャルという光治療は、メラニンにダメージを与えてくれるだけでなく、肌にハリを作ってくれるそうです。

自分では面倒になったからこそ、プロの手を借りたい

□ 化粧品も進歩しています。
50代からの「キレイでいたい」気持ちは、自分の生活目標の1つです。
美容家の仁くすのきさんは、日々眉カットやメイク、エステやネイルなどで体を整える人たちと接しているのですが、自分でこまめなお手入れをする面倒さを、プロの手に委ねに訪れる人も多いようです。
「50代からというのは、もう歳をとったから関係ないわ・・と言う人と、歳をとったからこそキチンとしておこうという人に分かれますよ。顔は人に見えるけれど、足は見えるわけじゃないっていう人もいらっしゃる。その意識の差は大きいですね。50-60代のお客様に接するわけですが、どちらの方からも、面倒くさいという言葉をよく聞きます。夏は特に日差しも強くて紫外線が問題なのですが、日焼け止めを顔に塗ってもどうせ流れちゃうから、やっても同じって言うんですね。でも、化粧品も発達していて汗や皮脂に強いものがあるし、厚塗りしなくても紫外線から守ってくれます。
シミは自分でも気になるでしょうし、どんどん厚塗りしてしまうけれど、それは一生懸命にオバサン顔を作っているようなもの。薄く塗っても夏の日差しを乗り切れるファンデーション選びは大事ですね。それに、クレンジングも大切。塗ったものをキチンと落とすこと。選び方は、面倒がらずプロに相談してください。夏のメイクは、ファンデーションでUV対策をして、眉とアイラインをぴっぴっと決めればいいのです。
夏バテした肌と気持ちのリセットなら、エステもお勧めです。
それこそ、面倒だなぁという日に”ゴッドハンド” に委ねる2時間は、夏の素肌生活への気持ちをよみがえらせてくれますから・・」

□汗をかけばいいのかな?
新陳代謝が悪くなった肌のせいでシミができるのかしら?汗をかけばいいのかなと口にしたら、「そんなことはありません!」と皮膚科医まのえいこさんからご指摘です。
「暑さや運動での汗というのは、温度調節のためにだけでるのです。老廃物まで出てくれるなんていうことはありません。デトックスにはなりません。
デトックスは、肝臓腎臓がしているわけで、汗の中の老廃物は1-2%のことたまに出てくるだけです。ただ、汗をかいて爽やかな気分になるというのは、その人の気分の表現としてはありますよね。達成感が気持ちよくさせてくれますから・・」

□汗っかきも、仕事上「顔には汗をかかない」。
汗っかきかどうかは、DNAもあるし、育った上地の影響もあるそうです。ところが、汗っかきでも意識するとコントロールできるそうです。
筋肉質だからラーメン食べるとすぐ汗がでる、男の人みたいでしょと笑う宇佐美恵子さんですが、「モデルをやっているときに身についたことですが、体は汗ダラダラでも顔には汗をかきません。8月の炎天下での撮影でも大丈夫でした」。
でも、汗はエネルギー代謝がいい証拠。夏は大いに汗をかきましょう!

 

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